靴に優しい、スケボーシューズ(スケートシューズ)が傷みにくい(擦り減りにくく長持ちする)クリアデッキテープ(透明グリップテープ)の詳細と貼り方-スケートボード(スケボー)クルーザー、ペニー(Penny)、サーフスケート、ブレイブボードなどに最適!

靴が痛みにくいスケボー(スケートボード)用新素材クリアデッキテープ

靴(スケボーシューズ/スケートシューズ)が傷みにくい、スケートボード(スケボー)用新素材クリアデッキテープ(透明グリップテープ)の詳細の紹介と貼り方をご説明いたします。
一般的なデッキテープと異なる素材(塩ビ系)で作られた、やや厚みのあるデッキテープのご紹介です。値段がやや高価ですが、靴が非常に摩耗しにくいため、スケボーシューズ(スケートシューズ)が大変長持ちするのが特徴です。靴の買い換え頻度が下がれば、結果的に経済的な商品です。

デッキテープ(グリップテープ)を用意する
スケートボード(スケボー)に貼る
ペニー(Penny)クルーザーに貼る
 ・テールにも貼ってみた(テールガード)
ブレイブボードに貼る
まとめ
 ・商品ページ

(説明:靴のパラダイス店長 大嶋信之


デッキテープ(グリップテープ)を用意する

PARASHOEクリアデッキテープ(スケボー用透明デッキテープ・グリップテープ)

PARASHOE クリアデッキテープ(透明グリップテープ)」を用意します。

PARASHOEクリアデッキテープの表面の凹凸

本デッキテープは、特殊な凹凸のある塩ビ素材に、ガラス粉を散りばめたグリップ力のあるシートになっています。(日本製)

PARASHOEクリアデッキテープの粘着面

粘着シートを剥がして簡単に貼ることができます。粘着力は強力です。

スケートボード(スケボー)に貼る

一般的なスケートボード(スケボー)に貼ります。

スケートボードに貼ったPARASHOEクリアデッキテープ

写真は、緑色のデッキ(スケートボード)に貼った写真です。
デッキテープの色がクリアなので、元の色が映えます。

スケートボードに貼ったPARASHOEクリアデッキテープのエッジ(縁)部分

エッジ(縁)部分は、グリップを貼った後に、金属(カッターの角)でガイド(印)を付けて、カッターの刃を斜めに入れてカットしました。

スケートボードに貼ったPARASHOEクリアデッキテープのエッジ(縁)部分-テール

一般的なデッキテープと比べ、やや厚みがあります。

スケートボードに貼ったPARASHOEクリアデッキテープのエッジ(縁)部分-ノーズ

ノーズ部。

PARASHOEクリアデッキテープを貼ったスケートボード全体図

トラックを取り付けて完了です。

PARASHOEクリアデッキテープを貼ったスケートボードのテール部分

テール部分。

PARASHOEクリアデッキテープを貼ったスケートボードの全体部分

以上で完了です。
それでは、実際に貼った手順をもとに貼り方をご説明していきます。


ペニー(Penny)クルーザーに貼る

筆者の所有する、Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)に貼ってみました。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザー

クルーザーとして代表的なペニー(Penny)は、特殊プラスティック素材のボードで、凹凸があり滑りにくくはなっていますが、足への吸い付きがもの足りない感じがあります。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼る

本クリアデッキテープを用意します。
(通常はクリアですが、写真はグラフィックをプリントしたタイプになります。お好きな柄をプリントすることもオプションで可能ですので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。)

PARASHOEクリアデッキテープの表面の凹凸

クリアデッキテープのグリップ表面の凹凸。
凹凸のある塩ビ素材に散りばめたガラス粉が、強力なグリップ力を発揮します。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーのPARASHOEクリアデッキテープを貼る箇所を拭く

トラックを外して、ボードの表面(貼る面)を綺麗に拭きます。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープの貼る位置を合わせる

貼る位置を合わせます。(今回は中央のロゴを露出させるため、予めカットしています。)

PARASHOEクリアデッキテープの粘着シートを剥がす

粘着シートを剥がします。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼って圧着する

デッキテープを貼り合わせ、できれば市販のローラーなどを使ってしっかり圧着します。

PARASHOEクリアデッキテープの粘着シートを剥がす

貼る位置を合わせ、粘着シートを剥がします。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープの貼る位置を合わせる

貼り合わせていきます。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼っていく

粘着シートを剥がしてながら、貼っていきます。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼って余った箇所をカットする

はみ出た余分なシートをハサミで切っていきます。(後でカッターでも切りますので省略可)

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼って余った箇所をカットする-テール部分

最後はカッターを使って切りますので、大雑把に切っていきます。(省略可)

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼ったエッジに輪郭をつける

金属棒などを使って、縁に跡(輪郭)を付けていきます。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼って余った箇所をカッターでカットしていく

カッターを使って、ボード(板)の縁につけた輪郭に合わせてカットしていきます。
斜めに刃を入れてスーっと切っていきます。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼ってトラックネジの穴をあける

トラックのネジ穴の部分に、目刺しなどで穴を開けます。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼ってトラックネジ穴により穴を広げる

穴を開けたら、金属の棒やドライバーなどで穴を広げます。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼った全体図

トラックを装着して完了です。
ネジ穴に開けた穴は、ネジを思いっきりねじ込んで完全に貫通させながらトラックを装着していきます。

余ったPARASHOEクリアデッキテープで細かい箇所に手を加える

今回は、余ったデッキテープを利用して、カットしてロゴマークの周りにも貼りました。

Penny(ペ二ー)スケートボード(32インチ)クルーザーにPARASHOEクリアデッキテープを貼った完成写真

以上で、完了です。
実際に乗った感想は、かなり調子が良いです!(^^)
本デッキテープを貼る前に比べ、グリップ力が格段に向上し、ボードがしっかり足に吸い付くので、スラロームやオーリーが安定したうえ、チックタックの加速度も飛躍的に向上しました。
また、素材的に若干の収縮性と厚みがあるため、クッション性を感じ、乗り心地が良くなりました。

テールにも貼ってた(テールガード)

スケートボードの擦り減ったテール部分

筆者がいつも気になっているのがテールで、オーリー時の蹴りこみや、テールブレーキなどで、テールが擦り減ってしまいます。
余ったクリアグリップを使って、テールガードのかわりにしようと思いました。

スケートボード(スケボー)の磨り減ったテール部分にPARASHOEクリアデッキテープを貼ってテールガード代わりにする

余ったクリアグリップを、テールの位置に合わせます。

スケートボード(スケボー)の磨り減ったテール部分にPARASHOEクリアデッキテープを貼る位置を合わせる

粘着シートを剥がして貼り合わせます。

スケートボード(スケボー)の磨り減ったテール部分にPARASHOEクリアデッキテープを貼る

表面の時と同じように、縁に合わせてカットして完了です。

スケートボード(スケボー)の磨り減ったテール部分にPARASHOEクリアデッキテープを貼ってテールガード代わりにした全体図

よく減る箇所をうまくカバーできました。

スケートボード(スケボー)の磨り減ったテール部分にPARASHOEクリアデッキテープを貼って乗ってみた

何回か使用しましたが調子いいです。
また、オーリー時の蹴ったときの音も静かになりました。
擦り減ってきたら、再度貼り直すか、上から重ねて貼ろうかと思ってます。板(デッキ)が痛まないで済みます。


ブレイブボードに貼る

リップスティック(RIPSTIK)というブレイブボードにも貼ってみたいと思います。
筆者は、このボード(大人用)をサーフィンのボトムターンやカットバックなど、ターンやライン取りのイメージトレーニングに使用しています。急激なターンを行うと、たまに靴底が滑ってしまうこともありました。

リップスティック(RIPSTIK)大人用スケートボード(スケボー)の磨り減ったテール部分にPARASHOEクリアデッキテープを貼ってテールガード代わりにする

ブレイブボードのほとんどが、元から付いているプラスティックの凹凸がグリップになっています。
ただ、それだけではグリップ力が物足りないときがあります。
トリック時や急激なターン時は、たまに足が滑ってしまうことがあります。

PARASHOEクリアデッキテープの粘着シートを剥がす

クリアデッキテープを用意します。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼る位置を決める

今回は、元のグリップを生かして、グリップの隙間に貼っていこうと思います。
ハサミで簡単かつ自由にカットできるのも、本グリップテープの特長です。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼る位置をキレイにする

貼る箇所を綺麗に拭きます。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼る位置と形状を書き出す

カットする形状を決めるため、紙を当ててペンで凹凸をなぞって形状を書き出します。
写真は、グリップを貼りたい箇所を斜線にしています。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼る形状を切り出す

斜線部分をカットして、デッキテープの裏面に輪郭を書きます。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼る

輪郭通り切り出したグリップテープを貼りたい箇所に合わせ、問題なければ粘着シートを剥がして貼り合わせます。貼る前に、形状に問題があれば修正(カット)を加えます。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼ったノーズ部分

ノーズ部分を貼り終えた写真。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼ったノーズ部分のグリップ

本グリップテープは厚みがあるため、グリップ間の隙間をちょうど良く埋めることができました。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼ったテール部分

テール部分に貼り終えた写真。
テール最後部は足を置くことが多いため、大きめにカットしたグリップテープを貼りました。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼ったテール部分のグリップ

ノーズ部分同様、元のグリップ間の隙間をちょうど良く埋めることができました。

リップスティック(RIPSTIK)ブレイブボードにPARASHOEクリアデッキテープを貼った全体図

貼り終えた写真です。
デッキテープの色がクリア(透明)なので、元の印象を損ねることなく貼ることができます。
近くで見ないと貼ってあることがわからないレベルです。
実際に乗った印象は、とても調子が良いです!(^^)
貼る前と比べ、グリップ力が格段に向上しました!


まとめ

本デッキテープは、粘着力が非常に強力なので、どんな素材にも貼れるのが特長です。
ペニー(Penny)のような格子状の凹凸のある面にもしっかり接着できました。
また、多少の収縮性(弾力性)と厚みがあるため、貼った後のグリップ性向上だけでなく乗り心地も良くなり、クルージングがメインの私にとっては手放せないアイテムになりました。
ただ、一般的なデッキテープと比べ、ややグリップ力が劣る感じがしますので、ハイレベルなトリックをされる方には不向きかもしれません。ちょっとしたオーリー程度のトリック、街乗りクルーザーにはとても向いていると感じました。
スケボーシューズ(スケートシューズ)の摩耗(オーリー時の靴側面の擦れ、普段の靴底の摩耗)もしにくいので、靴を長持ちさせたい方や、スケボー初心者~中級者さんにもおすすめできます。
また、カーバー(CARVER)などのサーフスケート、サーファーで裸足でスケボーに乗る方にも、一般的なデッキテープと比べ、足に優しく乗り心地も良いので是非おすすめしたいと思います。
価格的には、デッキテープとしてはやや高価ですが、靴が傷まず長持ちし、靴の買い換え頻度が下がれば、結果的に経済的かと思います。

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