靴修理Q&A:Fendi(フェンディ)のレディースブーツのソール劣化をVibram(ビブラム)ソールへオールソール交換修理(靴底張替補修・修繕)可能かどうかのお問い合わせ

質問日:2023/02/02

質問内容:
Fendi(フェンディ)のレディースブーツです。
オールソール交換希望(あまり重くないソールだと嬉しいです)
経年劣化でベトついています。(画像3枚目)修理可能なのかご確認いただけますと幸いです。

Fendi(フェンディ)のブーツのソール劣化部分

vibramソールが希望ですが、ソールの厚みがありますので重くなるようでしたら再考します。
見積金額及び修理内容も教えていただけますと幸いです。

Fendi(フェンディ)のブーツのソール劣化部分と筒の中のムートン部分

ファスナーは無く、中は毛足があります。


回答:
ファスナーのないタイプのブーツとのことですので、職人に写真を確認いたしましたところ、申し訳ございませんが、実際に靴をお預かりしてみないと、修理可能か否かわからないとの確認でございました。
アッパーが柔らかく、筒がうまく捲れれば、修理は可能とのことでした。
ヒールの取付の際に、スタック(釘)を靴の中から打つ工程があるため、筒が捲れないと作業ができないとのことです。(お預かりし、もし修理ができないとなった場合は、着払いでご返送させていただくか、申し訳ございませんが当方で靴を破棄させていただくかたちになります。)

修理内容としては写真のようなビブラムソールに、軽量EVA(スポンジ系)のミッドソールで厚みやヒールの高さを調整しますので、極端に重くなったりはしないと思います。
もし修理が可能だった際のお見積もりは、以下の通りでございます。

ビブラム1100(黒)でのオールソール交換修理例
ビブラムソール

なお、元のソールはウェルト一体式だと思われますので、ソール交換時に新たにウェルトを設置する必要があります。
アウトソールのサイズが合うビブラムソールがない場合は、写真2のようなタンクソール(写真2)となる場合があります。

タンクソール(合成ゴム底)でのオールソール交換修理例

【御見積】
ビブラム タンクソール
ウェルト設置
+ソール厚およびヒール高調整代(1000円~2000円程度)


靴修理Q&A:ecco(エコー)とFootjoy(フットジョイ)のゴルフシューズの、ソール剥がれおよびラバーの割れ、スパイク鋲の交換に関する、ソール修理(靴底修繕・張替補修)のお問い合わせ

質問日:2023/01/28

質問内容:

Golfシューズとして修理可能ですか?

ecco(エコー)とfootjoy(フットジョイ)のゴルフシューズのソール摩耗、剥がれ、破損部分

現状
ECCO(EUR 43):前側ソールウレタン接着部で剥がれ、ヒールはウレタン部分劣化。
Footjoy(US 9D):ソフトスパイク劣化外そうとしてもベースが回って外れない部分あり、前側ソールのゴム部分割れ目あり交換して欲しい。現在のソフトスパイクをすべて外し、新しもと交換可能にしてほしい。


回答:
2足ともに、再接着やゴムの交換およびスパイク鋲の交換は難しいため、オールソール交換修理となります。
eccoの方は、元がセメント製法という接着方式でソールが装着されております。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法

以前、当店でブラックラピド式で修理したeccoゴルフシューズの写真添付いたします。

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体にマッケイ式で縫い付け(マッケイ縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッド ソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付 けます。
そのため、元のソールより若干厚めになり、重量も重くなります。
軽量に仕上げたい場合は、添付写真のラバーソールをおすすめいたします。
なお、次回もしソール交換修理される際は、ウェルトの縫い(出し縫い)を縫い直すことで可能になりますので、下記お見積もり内のブラックラピド製法代はかかりません。

フットジョイの方は、グッドイヤーウェルト式という製法で作られています。
同製法のシューズは、ウェルト(コバ)の縫い(出し縫い)をほどいて元のソールを取り外し、新たなソールをウェルトに再び縫い付けるという方法での修理になります。
ですので、eccoのシューズのような、接着方式から縫い方式へ製法を作り替えるといった作業がないため、通常修理となります。
一方、eccoのシューズは、一度当店で修理することによって、グッドイヤーウェルト式に近い構造になるため、先述のとおり次回もしオールソール交換される際は、グッドイヤーウェルト式同様の修理(ウェルトの出し縫いをほどいて縫い直すことで修理)が可能になりますので、通常修理でいけるようになります。

また、レザーソール(革底)の場合の色は、添付写真のような明るめの色のタイプになります。(イタリー製 高級オイルなめしレザー)
もしレザーソールをご検討いただく場合は、できればフットジョイの方のみをおすすめいたします。
eccoの方は、製法を作り替える際に使用する部品が元より多くなるので、重くなりがちなため、ラバーソールをおすすめしております。
ご参考までに、レザーソールは柔軟性が良いですが雨などの水分に弱く、ひび割れや乾燥を防ぐための定期的なメンテナンス(油(ミンクオイルなど)の補填)が必要になってきます。ラバーソールはレザーソールと比べ柔軟性は欠きますが、耐久性や雨にも強く、メンテンスも必要ありません。

ゴルフシューズのラバーソールとレザーソールでのオールソール交換修理例
写真上がラバーソール、下がレザーソール(革底)

以下は、ラバーソールの場合とレザーソールの場合での御見積もりでございます。

【お見積もり】
ゴルフシューズ オールソール交換修理
ラバーソールの場合
レザーソール(革底)の場合
ブラックラピド式(eccoの方)


靴修理Q&A:スローウェアライオン(SLOW WEAR LION)ブーツのソール剥がれを、ビブラム(vibram)1010または1136でオールソール交換修理(靴底張り替え補修・修繕)して欲しい

質問日:2023/01/25

質問内容:

スローウェアライオン(SLOW WEAR LION)ブーツのソール剥がれ部分

靴の修理見積もりをお願い致します。
SLOW WEAR LIONのソール剥がれです。
ソール交換した場合、ミッドソールからの修理になると思いますが、ソールをビブラム1010 か、1136黒を考えています。その際の見積もりを教えて頂けませんか?

回答:

ビブラム1010(白)、ビブラム1136(黒)でのオールソール交換修理例

ビブラム1010白(添付写真1)でも1136黒(添付写真2)でも修理は可能だと思います。
修理は、元のミッドソールは取り外して、新しいものへ交換します。(無償サービス)
ミッドソールは縫い付けますので、修理後は元のように剥がれるといった心配はなくなると思います。
外れているウェルト(革)は元のものを使用できると思います。(元のようなダブルステッチのウェルトは修理材料にはないので、体裁を維持するためできるだけ元のものを再利用します。)
以下は、お見積もりです。

【修理内容(御見積)】
ブーツ(SLOW WEAR LION)オールソール交換
ビブラム1010(白)or 1136(黒)


靴修理Q&A:クラークス(CLARKS)ナタリーとワラビーの2足の天然クレープソールでのオールソール交換修理(靴底張り替え補修・修繕)のお問い合わせ

質問日:2023/01/25

質問内容:
修理してほしいクラークスが2点あります。
お見積りお願いいたします。

クラークス(CLARKS)ナタリー(メンズ サイズ:US 8 1/2)のクレープソールの摩耗部分

①メンズ サイズ:US 8 1/2

クラークス(CLARKS)ワラビー(レディース サイズ:US 6C)のクレープソールの摩耗部分

②レディース サイズ:US 6C

回答:
メンズの方は、ナタリータイプ(つま先とかかとが巻き上がったタイプ)になるため、修理代金がやや高くなってしまいます。
手作業での工程が多いためです。

クラークス(CLARKS)ナタリー 天然クレープソールでのオールソール交換修理例

修理例です。
ソール作りからすべてほぼ職人の手作業となります。

レディースの方は、通常のワラビーのため、ソール作りが安易なので、ナタリーほどかかりません。

クラークス(CLARKS)ワラビー 天然クレープソールでのオールソール交換修理例

修理例です。

ともに天然クレープソールで、ソールを形成します。
納期は、5週間程度となります。
(ただ、天然クレープソール場合は、ソール加工に時間がかかるため遅延する場合がございます。)
以下は、お見積もりです。

【修理内容(御見積)】
1、ナタリー(天然クレープソール)ソール交換
2、ワラビー(天然クレープソール)ソール交換


靴修理Q&A:クリスヴァンアッシュ メンズ ジップアップブーツを、厚底(上げ底)へカスタム加工(ソール修理)したい

質問日:2023/1/11

質問内容:

クリスヴァンアッシュ ジップアップブーツ(メンズ)のソール部分
元の靴

添付のクリスヴァンアッシュのブーツを、写真のように2段のソール(ダブルソール)にして、高いソールを自然に作り上げたい(ソールの高さをなるべくあげたい )ですが、可能でしょうか?

厚底ブーツ(ダブルソール)
修理希望イメージ

回答:
写真のような二段構造(ダブルソール)は技術的に難しいです。
添付します2枚の写真のように、EVAなどの軽量ミッドソールを用いて、ご希望の厚みに仕上げることは可能です。(厚底へのカスタム修理について

厚底(上げ底)への加工(オールソール交換)修理例

厚底(上げ底)への修理例


靴修理Q&A:ドクターマーチン(Dr.Martens)のブーツのソールはがれ、オールソール交換修理(靴底張り替え補修)が可能かどうか

質問日:2023/1/15

質問内容:

ドクターマーチンのブーツのソール剥がれ部分

ドクターマーチンのソール交換が可能かの問い合わせのためご連絡させていただきます。
このような状態でも修理可能でしょうか?

回答:
修理(ソール交換)は可能かと思います。
下の写真のように、ソール上部を残し、ミッドオールを縫い付け、アウトソールを貼り合わせるかたちになります。

ドクターマーチンのソールのソール交換イメージ
ソール上部は残します


ソールは以下のような類似ソール(黒)になります。

ビブラムタンクソールでのオールソール交換修理例
使用アウトソールの例

拝見すると、元のソールは厚みのあるので、
厚みのあるミッドソール(軽量EVA)を挿入します。
お見積もりは以下の通りでございます。
(仕上げるソールの厚みによって料金が若干異なります。)

【修理内容(御見積)】
1、ドクターマーチン オールソール交換
ビブラムタンクソール(黒)
EVAミッドソール

厚みのあるミッドソールを用いたドクターマーチンのブーツのオールソール交換修理例
厚みのあるミッドソールでの修理例

靴修理Q&A:デュカルス(DOUCAL’S)メンズレザーシューズ(紳士用革靴・ドレスシューズ・ビジネスシューズ)のソール修理(滑り止めラバー付きレザーソールのオールソール交換・靴底張替補修・貼り替え修繕)が可能かどうか。

質問日:2023/1/4

質問内容:

DOUCAL'Sレザーシューズ(紳士革靴)のソール摩耗部分

20年程度前に購入したDOUCAL’Sですが、靴底の接着が剥がれてきました。 剥がれた部分を自分で接着したら汚くなってしまいました。 長く履き続けたいので修理希望なのですが、可能でしょうか? かかとはそこまで減ってないと思います。 各部の写真を添付しておきます。 修理可能でしたらだいたいの見積額もお願いいたします。

回答:
拝見いたしますと、元のウェルトが破損し剥がれているように見えますので、
新たなウェルトへ交換する必要がございます。

また、元のソールはレザーソールにラバーが付帯しているタイプです。
元のようなレザーソールはご用意することができず、添付写真1のようなラバーのないレザーソールとなります。
オプションで、
添付写真2のようなラバーが内蔵されたレザーソールもございます。
または、添付写真3のようのハーフラバーを貼ることもできます。
底面の仕上げを、添付写真4のようにダークブラウンに染め上げることもできます。

レザーソールでなくラバーソールでも交換可能です。
ラバーソールの場合は、添付写真5のビブラム2055というソールが、
ドレスシューズとの相性が良いためおすすめしています。

レザーソール(革底)、ラバーインジェクションレザーソール、ハーフラバー、ビブラム2055でのオールソール交換修理例

以下は、以上の内容での御見積もりでございます。

【御見積(修理内容)】

1、紳士靴(DOUCAL’S)オールソール交換
レザーソールの場合
 【オプション】
 +ラバー内臓タイプ(添付写真2)の場合
 +ハーフラバー(添付写真3)の場合
 +ダークブラウン仕上げ(添付写真4)をご希望の場合

ビブラム2055(添付写真5)の場合

ウェルト交換 


靴修理Q&A:クラークス(Clarks)ナタリー クレープソール全面のゴム足し修理が可能かどうか

質問日:2022/12/21

質問内容:

クラークス ナタリー クレープソール摩耗部分

つま先とかかとが巻き上がったソールになっています。
天然クレープソール全体のゴム足し修理可能でしょうか?
それとも全交換になりますでしょうか?

回答:
ゴムが劣化しベタベタしているようですと、接着性が良くないため、ゴム足し修理は難しくなります。
職人に写真を確認いたしましたところ、写真を見る限り修理はできると思うとのことでしたが、左足のかかとが地が見えてしまっているので、綺麗に仕上がるかわかならないとのことでした。
色は違和感のないよう黒く塗装して仕上げるとのことです。(添付写真1)
靴をお送り頂き、もしゴム足し修理ができないと判断させて頂いた場合は、オールソール交換(添付写真2)をさせていただくか、着払いでご返送させて頂く、または当方で靴を破棄させていただくかたちになります。

クラークス ナタリー クレープソール ゴム足し修理例
クラークス ナタリー 天然クレープソール オールソール交換修理例

靴修理Q&A:フットジョイ(Footjoy)アイコン(ICON)ゴルフシューズのゴルフ用座金付き革底オールソール交換が可能かどうかと修理料金について

日付:2022/12/12

フットジョイ(Footjoy)アイコン(ICON)ゴルフシューズ ソール劣化破損摩耗部分


質問内容:
写真添付いたしますので、ゴルフ用座金付き
革底オールソール交換(左右)のお見積り宜しくお願いします。

回答:
写真を拝見しますと、
フットジョイ(FOOTJOY)のアイコン(ICON)のようです。
アイコンの製法は、セメント式という接着式で作られています。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ 縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより、若干厚めになり、重量も重くなります。
以前、当店で以上内容で修理したフットジョイ(アイコン)のゴルフシューズの 写真を2枚いたします。

通常、アイコンは写真のようなラバーソールをおすすめしております。
レザーソール(添付写真2)も可能ですが、ラバーより重くなってしまうため、
元よりかなり重くなってしまいます。(正確なデータがありません。申し訳ございません。)

なお、次回ソール交換される際は、ウェルトの縫いをほどくことで可能 になりますので、下記のブラックラピド製法代はかかりません。
以下は、以上内容での御見積もりでございます。

【御見積(修理内容)】
ラバーソールの場合(添付写真1)の場合
レザーソール(添付写真2)の場合
ブラックラピド式

フットジョイ(FOOTJOY)アイコン(ICON)ゴルフシューズのラバーソール+ソフトスパイク鋲でのオールソール交換修理例(ブラックラピド式製法)
レザーソール(革底)+ソフトスパイク鋲でのゴルフシューズのオールソール交換修理例

靴修理Q&A:ドクターマーチン(Dr.Martens)レディース 1460 W WP 防水 8ホール ブーツを厚底(上げ底)へオールソール交換修理(靴底張り替え修善・リペア補修)できるか否か。

日付:2022/12/12
靴:ドクターマーチン レディース 1460 W WP 防水 8ホール ブーツ
質問内容:
ドクターマーチンは施工されていますか?
もしされているようでしたら価格と過去のサンプルを写真で拝見させて頂けないでしょうか?
私が持っているものがウォータープルーフのドクターマーチン(Dr.Martens DM’S WATERPROOF 1460 W WP 8ホール ブーツ)なのですが、厚底に施工したく予算などを確認したく、ご連絡致しました。


回答:
修理(施工)は行っています。
写真を1枚添付いたします。
写真は以前ドクターマーチンのシューズを、厚底へ加工修理した写真です。
写真の内容は、10ミリのミッドソールを2枚重ねて、ソールの厚みを約30ミリに仕上げた例です。
この内容での料金は、ビブラムソール10ミリミッドソール×2枚となります。
ミッドソールは、10ミリと、5ミリの2種類があり、これらを使ってご希望の厚さへ仕上げることが可能ですので、ご希望の厚みをご指示いただけます。
(ご参考:厚底への修理

ドクターマーチン(Dr.Martens)レディースシューズ 厚底(上げ底)へオールソール交換修理例

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