靴修理Q&A:asics(アシックス)のラバーソールのゴルフシューズを、レザーソール(革底)のゴルフスパイクへオールソール交換修理(靴底張替補修・ゴルフ底修繕)可能かどうかのお問い合わせ

質問日:2023/02/02

質問内容:
クラシックタイプのアシックスゴルフシューズですが、レザーソールのゴルフスパイクへソール交換できますでしょうか?
他にレザーソールのゴルフシューズを所有しており、気に入っているため革底へ張り替えしたいと考えています。

asics(アシックス)ゴルフシューズのソール摩耗部分

回答:
修理は可能かと思います。
ただ、元のソールはウェルト一体式の製法はセメント(接着)式のように見えますので、縫い底方式のマッケイ式か、ブラックラピド式での修理になるかと思います。(接着式での修理は行っていないためです。)
修理内容としては、元のソールをすべて取り外し、
マッケイ式の場合は、ウェルトを新たに設置したうえでレザーソールをマッケイ縫いで縫い付けます。重量は元より少し重くなると思います。
ブラックラピド式の場合は、ミッドソールをマッケイ式で縫い付け、アウトソールをミッドソールへ出し縫いで縫い付けます。そのため、ソールの厚みも分厚くなり重量もより重くなってしまいます。
ですので、可能な場合はマッケイ式で修理ができたらと思います。

【御見積】
ゴルフシューズ オールソール交換修理
レザーソール(革底)+ソフトスパイク鋲
マッケイ式の場合(ウェルト設置) または ブラックラピド式

ゴルフシューズのレザーソール(革底)+ソフトスパイク鋲でのオールソール交換修理例
レザーソール(革底)での修理例

靴修理Q&A:ecco(エコー)とFootjoy(フットジョイ)のゴルフシューズの、ソール剥がれおよびラバーの割れ、スパイク鋲の交換に関する、ソール修理(靴底修繕・張替補修)のお問い合わせ

質問日:2023/01/28

質問内容:

Golfシューズとして修理可能ですか?

ecco(エコー)とfootjoy(フットジョイ)のゴルフシューズのソール摩耗、剥がれ、破損部分

現状
ECCO(EUR 43):前側ソールウレタン接着部で剥がれ、ヒールはウレタン部分劣化。
Footjoy(US 9D):ソフトスパイク劣化外そうとしてもベースが回って外れない部分あり、前側ソールのゴム部分割れ目あり交換して欲しい。現在のソフトスパイクをすべて外し、新しもと交換可能にしてほしい。


回答:
2足ともに、再接着やゴムの交換およびスパイク鋲の交換は難しいため、オールソール交換修理となります。
eccoの方は、元がセメント製法という接着方式でソールが装着されております。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法

以前、当店でブラックラピド式で修理したeccoゴルフシューズの写真添付いたします。

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体にマッケイ式で縫い付け(マッケイ縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッド ソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付 けます。
そのため、元のソールより若干厚めになり、重量も重くなります。
軽量に仕上げたい場合は、添付写真のラバーソールをおすすめいたします。
なお、次回もしソール交換修理される際は、ウェルトの縫い(出し縫い)を縫い直すことで可能になりますので、下記お見積もり内のブラックラピド製法代はかかりません。

フットジョイの方は、グッドイヤーウェルト式という製法で作られています。
同製法のシューズは、ウェルト(コバ)の縫い(出し縫い)をほどいて元のソールを取り外し、新たなソールをウェルトに再び縫い付けるという方法での修理になります。
ですので、eccoのシューズのような、接着方式から縫い方式へ製法を作り替えるといった作業がないため、通常修理となります。
一方、eccoのシューズは、一度当店で修理することによって、グッドイヤーウェルト式に近い構造になるため、先述のとおり次回もしオールソール交換される際は、グッドイヤーウェルト式同様の修理(ウェルトの出し縫いをほどいて縫い直すことで修理)が可能になりますので、通常修理でいけるようになります。

また、レザーソール(革底)の場合の色は、添付写真のような明るめの色のタイプになります。(イタリー製 高級オイルなめしレザー)
もしレザーソールをご検討いただく場合は、できればフットジョイの方のみをおすすめいたします。
eccoの方は、製法を作り替える際に使用する部品が元より多くなるので、重くなりがちなため、ラバーソールをおすすめしております。
ご参考までに、レザーソールは柔軟性が良いですが雨などの水分に弱く、ひび割れや乾燥を防ぐための定期的なメンテナンス(油(ミンクオイルなど)の補填)が必要になってきます。ラバーソールはレザーソールと比べ柔軟性は欠きますが、耐久性や雨にも強く、メンテンスも必要ありません。

ゴルフシューズのラバーソールとレザーソールでのオールソール交換修理例
写真上がラバーソール、下がレザーソール(革底)

以下は、ラバーソールの場合とレザーソールの場合での御見積もりでございます。

【お見積もり】
ゴルフシューズ オールソール交換修理
ラバーソールの場合
レザーソール(革底)の場合
ブラックラピド式(eccoの方)


靴修理Q&A:フットジョイ(Footjoy)アイコン(ICON)ゴルフシューズのゴルフ用座金付き革底オールソール交換が可能かどうかと修理料金について

日付:2022/12/12

フットジョイ(Footjoy)アイコン(ICON)ゴルフシューズ ソール劣化破損摩耗部分


質問内容:
写真添付いたしますので、ゴルフ用座金付き
革底オールソール交換(左右)のお見積り宜しくお願いします。

回答:
写真を拝見しますと、
フットジョイ(FOOTJOY)のアイコン(ICON)のようです。
アイコンの製法は、セメント式という接着式で作られています。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ 縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより、若干厚めになり、重量も重くなります。
以前、当店で以上内容で修理したフットジョイ(アイコン)のゴルフシューズの 写真を2枚いたします。

通常、アイコンは写真のようなラバーソールをおすすめしております。
レザーソール(添付写真2)も可能ですが、ラバーより重くなってしまうため、
元よりかなり重くなってしまいます。(正確なデータがありません。申し訳ございません。)

なお、次回ソール交換される際は、ウェルトの縫いをほどくことで可能 になりますので、下記のブラックラピド製法代はかかりません。
以下は、以上内容での御見積もりでございます。

【御見積(修理内容)】
ラバーソールの場合(添付写真1)の場合
レザーソール(添付写真2)の場合
ブラックラピド式

フットジョイ(FOOTJOY)アイコン(ICON)ゴルフシューズのラバーソール+ソフトスパイク鋲でのオールソール交換修理例(ブラックラピド式製法)
レザーソール(革底)+ソフトスパイク鋲でのゴルフシューズのオールソール交換修理例

靴修理Q&A:フットジョイ(Footjoy)「ICON(アイコン)」 ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替リペア・修繕・補修)にあたってのレザーソール(革底)とラバーソールの重さやメンテナンスなどの違いについて

フットジョイ(Footjoy)「ICON(アイコン)」 ゴルフシューズのソール破損部分

靴:フットジョイ「ICON(アイコン)」 ゴルフシューズ
質問内容:
ブログにも掲載されているようなFOOTJOY ICONのソール割れの修理希望となります。(修理希望は2足、写真は片足ずつを一緒に撮影) 1足(上に写っている)は左右ともかなり裂けてきています。
もう1足(下に写っている)はヒビの度合いが少ないのですが、いずれ裂けることは確実なのでやってしまおうかと。
ソールはレザーだと手入れが大変なのでラバーにしてソフトスパイク仕上。(スパイク鋲は手持ちがあるので不要)
ラバーソールは軽量とのことですが、交換前の樹脂ソールと比べても結構軽くなるでしょうか?(現状の重さぐらいが好みなので)
長々と質問をしてしまいましたが概算見積も含めてご回答いただければと思います。

回答:
修理内容は以下の通りですが、重さは元と同等か、若干重くなるかもしれません。正確なデータがなく申し訳ございません。
スパイク鋲はミリサイズのネジになりますので、市販のミリネジのスパイクが装着可能です。

アイコンの製法は、セメント式という接着式で作られています。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ご参考:
ブラックラピド製法
https://www.parashoe.co.jp/care/seihou.html#mckaywelt
ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより、若干厚めになり、重量も重くなります。
以前、当店で以上内容で修理したフットジョイ(アイコン)のゴルフシューズの 写真を添付いたします。
以下は御見積もりですが、次回修理の際は、ウェルトの縫いをほどくことで可能 になりますので、下記のブラックラピド製法代はかかりません。
以下は、以上内容での御見積もりでございます。

【御見積(修理内容)】
ラバーソール+ソフトスパイク
スパイク鋲ご不要(スパイク代分を値引き)
ブラックラピド式
×2足
送料

フットジョイ(Footjoy)「ICON(アイコン)」 ゴルフシューズのオールソール交換修理事例

ゴルフシューズの新デザイン(素材、色)を考える。

こんにちは。靴のパラダイス 店長の大嶋です。
今回は、当店オリジナルブランド「PARASHOE(パラシュー)」の、ハンドメイドのゴルフシューズに、新しいモデルをラインナップしようと、素材とデザイン、カラーを考えました。

ゴルフシューズのスケッチ画(デザイン イラスト)を描く

デザインは、定番的に人気のある白色のサドルシューズをベースに、ショートウィングのコンビネーションカラーを考案しました。

完成したゴルフシューズのスケッチ画(デザイン イラスト)

ソールは本格的なレザーソール(革底)で、革の風合いを活かした生地仕上げ(ナチュラル仕上げ)、アッパーは、白×黒(クロコ型押し)×ダークブラウン(つま先、かかと部)の3色使いに決めました。

完成したゴルフシューズ(ハンドソーンウェルト製法/グッドイヤーウェルト製法)

完成したゴルフシューズ。
内張やインソールもすべて本革を使った、総革仕上げ。
熟練した靴職人によるハンドソーンウェルテッド製法(構造はグッドイヤーウェルト製法と同じ)の本格派ゴルフシューズです。

PARASHOE(パラシュー)クラシックゴルフシューズ(ハンドソーンウェルト製法/グッドイヤーウェルト製法)

受注生産でご注文承ります。
ご注文はこちら→商品ページ

靴修理Q&A:ecco(エコー)ゴルフシューズのソール剥がれを、修理(靴底補修・リペア・修繕)可能かどうか

日付:2022/05/30
靴:ecco(エコー) ゴルフシューズ

ecco(エコー)ゴルフシューズ レザーソール(革底)摩耗部分

質問内容:
ECCOのゴルフシューズですが、革の底が両足共に母子球のところで剥がれてしまいました。修理出来ますでしょうか?修理できるとしたら料金と期間を教えて下さい。

回答:
本ECCOのゴルフシューズの製法は、セメント式という接着式で作られています。
以前、当店でソール交換修理した同じタイプのECCOのゴルフシューズの写真を3枚添付いたします。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ 縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより若干厚めになり、重量も重くなります。
以下は、添付写真と同じ仕様のレザーソールでの場合と、添付写真4のラバー ソールの場合の御見積もりでございます。ラバーソールの方が軽量に仕上がりま すので、元と同じくらいの重さで仕上げたい場合は、ラバーソールをおすすめい たします。
なお、次回の修理される際は、グッドイヤーウェルト製法同様にウェルトの縫い をほどくことで可能になりますので、下記のブラックラピド製法代はかかりません。

【御見積】
1、ゴルフシューズ(ECCO) オールソール交換
レザーソール or ラバーソール
ブラックラピド式
送料

ecco(エコー)ゴルフシューズ オールソール交換修理例
ソール交換 修理前と修理後
ecco(エコー)ゴルフシューズ オールソール交換修理例 底面と側面
オール交換修理後の底面と側面
ecco(エコー)ゴルフシューズ オールソール交換修理例 ウェルト交換部分
ウェルト交換部分

靴修理Q&A:フットジョイ(Footjoy)アイコン(ICON) ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張り替え補修・修繕)した場合の修理料金を知りたい

日付:2022/05/05
靴:フットジョイ アイコン ゴルフシューズ

質問内容:HP拝見しました。
FJアイコンの修理を検討中です。
御社ページにある以下の内容で修理した場合、参考まで修理費お知らせください。

フットジョイ(Footjoy)アイコン(ICON) ゴルフシューズ オールソール交換修理前と修理後の靴底補修例

回答:
写真の仕様は、ラバーソール&ソフトスパイクブラックラピド式への変更代となります。
アイコンは元がセメント(接着)製法のため、縫い付け方式のブラックラピド式という製法に変更する必要がございます。
修理後、次回オールソールされる場合は、グッドイヤーウェルト式同様、出し縫いのみで修理が可能なため、ブラックラピド式への変更代はかかりません。


靴修理Q&A:フットジョイ(FootJoy)アイコン(ICON)ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替修繕リペア補修)ができるか否か

日付:2020/09/24
質問内容:
フットジョイ・アイコンのソールが劣化し、一部剥がれた状態です。
こちらの修理は可能でしょうか?

フットジョイ・アイコンのソール(ゴルフスパイク)

回答(修理担当):
修理(ソール交換)は可能です。
フットジョイアイコンの製法は、セメント式という接着式で作られています。
修理の際は、耐久性を考慮し接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、伝統的な縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法

ブラックラピド製法は、ミッドソールをマッケイ縫いし、アウトソールを出し縫いする方法で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
以前、ブラックラピド製法で修理したフットジョイ アイコンの写真を添付いたします。
修理方法といたしましては、元のウェルトはソール一体型のため使うことができないため、修理に併せて新しいウェルトを設置し、ミッドソールをダブルで縫い付け、アウトソールを縫い付けます。
そのため、元のソールより、若干重くなり厚めになります。

フットジョイ アイコン ゴルフシューズ オールソール交換修理後
修理したフットジョイアイコン(ラバーソールブラックラピド式

靴修理Q&A:ECCO(エコー)のゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替修繕リペア)ができるか否か

日付:2020/09/19
質問内容:
10年程度前に購入した、ECCOのゴルフシューズですが、3年前くらいに、 ソールに隙間ができて使っていませんでした。  鋲をつけたまま、保存していたことから、鋲も取れなくなっています。  
ソールを張り替えたいと思っていますが、修理可能でしょうか?

ECCO ゴルフシューズ レザーソール

回答(修理担当):
修理は可能です。
ただ、本ECCOのゴルフシューズの製法は、セメント式という接着方式で作られているのですが、
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という縫い付けの製法での修理になります。

ご参考:
ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより重量が重くなり、若干厚めになるかと思います。
以前、同様のシューズを修理した写真を添付致します。

ソール交換したECCOゴルフシューズ
ソール交換したECCOゴルフシューズ

レノマ(renoma)ゴルフシューズ オールソール交換修理(靴底貼り替え修繕リペア)/レザーソール(革底)-ブラックラピド製法

レノマ(renoma)ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替え修繕リペア)を致しました。ご依頼ありがとうございます。

レノマ(renoma)ゴルフシューズ オールソール交換修理(靴底貼り替え修繕リペア)/レザーソール(革底)-ブラックラピド製法 修理前と修理後

元の底材はレザーソールでしたので、同仕様のレザーソール(革底)にてソール交換修理いたしました。製法はブラックラピド製法
お客様のご指示で、スパイク鋲は装着不要にて承りました。市販のスパイク鋲(ミリサイズ)が装着できます。(元のソールはインチサイズのネジでしたが、修理後はミリサイズのネジになります。)
ヒールは元と同様に、革(レザー)を積み上げて、トップリフトにもレザーリフトを装着した総革仕様に仕上げました。

レノマ(renoma)ゴルフシューズ オールソール交換修理(靴底貼り替え修繕リペア)/レザーソール(革底)-ブラックラピド製法 修理後のウェルト部分と底面

ゴルフシューズ用のレザーソール(革底)は、一般紳士靴用のレザーソールと違い、油分を多く含んだ少しぬめりのあるオイル鞣し革で、耐水性と柔軟性に優れたレザー素材となります。

ブラックラピド製法の中底のステッチ(マッケイ縫い・アンズ縫い)
ブラックラピド製法の中底のステッチ(マッケイ縫い)

お預かりした靴の製法は、中底(ミッドソール)をマッケイ縫い(上の写真の矢印)で縫い付けたうえで、アウトソールをウェルトと共に出し縫いで縫い付ける、グッドイヤーウェルト製法マッケイ製法を掛け合わせたような「ブラックラピド製法」という製法で作られていましたので、同製法(出し縫いにてアウトソールを縫い付け)にて修理を行いました。
(ご参考:グッドイヤーウェルト製法とマッケイ製法、ブラックラピド製法の見分け方

本修理は、ハンドメイドによるオーダーメイドゴルフシューズ製造歴40年超の靴職人が担当し、靴のバランスと元の印象、修理後の耐久性を考慮しソール交換修理いたしました。

★靴修理(ソール交換)を全国宅配便にて承ります★
ゴルフシューズ(クラシックタイプ)やドレスシューズ (革靴・ビジネスシューズ・紳士靴)のオールソール交換(靴底張替え)修理は当店にお任せください!熟練した職人が丁寧に修理いたします。
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