靴の製法 解説ページに「グッドイヤーウェルト製法とブラックラピド製法の違いと比較、見分け方」を追加しました。
ぜひご参考にしていただけたら幸いです。
高級紳士靴に見られる、外観の見た目ではほとんど区別のつかない二つの製法ですが、構造の違いを理解し、唯一の違いである中底にみられるステッチで見分けることができます。
グッドイヤーウェルト製法とブラックラピド製法の違いと比較、見分け方
https://www.parashoe.co.jp/shoes/goodyearwelt-blakerapid
靴の製法 解説ページに「グッドイヤーウェルト製法とブラックラピド製法の違いと比較、見分け方」を追加しました。
ぜひご参考にしていただけたら幸いです。
高級紳士靴に見られる、外観の見た目ではほとんど区別のつかない二つの製法ですが、構造の違いを理解し、唯一の違いである中底にみられるステッチで見分けることができます。
グッドイヤーウェルト製法とブラックラピド製法の違いと比較、見分け方
https://www.parashoe.co.jp/shoes/goodyearwelt-blakerapid
レノマ(renoma)ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替え修繕リペア)を致しました。ご依頼ありがとうございます。
元の底材はレザーソールでしたので、同仕様のレザーソール(革底)にてソール交換修理いたしました。製法はブラックラピド製法。
お客様のご指示で、スパイク鋲は装着不要にて承りました。市販のスパイク鋲(ミリサイズ)が装着できます。(元のソールはインチサイズのネジでしたが、修理後はミリサイズのネジになります。)
ヒールは元と同様に、革(レザー)を積み上げて、トップリフトにもレザーリフトを装着した総革仕様に仕上げました。
ゴルフシューズ用のレザーソール(革底)は、一般紳士靴用のレザーソールと違い、油分を多く含んだ少しぬめりのあるオイル鞣し革で、耐水性と柔軟性に優れたレザー素材となります。
お預かりした靴の製法は、中底(ミッドソール)をマッケイ縫い(上の写真の矢印)で縫い付けたうえで、アウトソールをウェルトと共に出し縫いで縫い付ける、グッドイヤーウェルト製法とマッケイ製法を掛け合わせたような「ブラックラピド製法」という製法で作られていましたので、同製法(出し縫いにてアウトソールを縫い付け)にて修理を行いました。
(ご参考:グッドイヤーウェルト製法とマッケイ製法、ブラックラピド製法の見分け方)
本修理は、ハンドメイドによるオーダーメイドゴルフシューズ製造歴40年超の靴職人が担当し、靴のバランスと元の印象、修理後の耐久性を考慮しソール交換修理いたしました。
★靴修理(ソール交換)を全国宅配便にて承ります★
ゴルフシューズ(クラシックタイプ)やドレスシューズ (革靴・ビジネスシューズ・紳士靴)のオールソール交換(靴底張替え)修理は当店にお任せください!熟練した職人が丁寧に修理いたします。
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FootJoy ICON(フットジョイ アイコン)ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替え修繕リペア)を致しました。ご依頼ありがとうございます。
元の底材はフットジョイ純正スポーツタイプのラバーソールでした。同じような形状のソールはご用意できませんが、同じくラバー素材のラバーソール(黒)+ソフトスパイク鋲にてソール交換修理いたしました。
元の製法は、セメント(接着)式でしたが、同製法での修理は難しいため、縫い底で耐久性のあるブラックラピド式製法にて修理いたしました。(ブラックラピド式での修理)
元のソールをすべて剥がした後、新たなウェルトを巻いたうえでミッドソールをダブル(二重)でマッケイ式で縫い付け、アウトソールを出し縫いで縫い付けました。
縫い付けた後は、ウェルトにコテを一針ずつ手作業で押してギザ飾りを装飾し、エレガント仕上げました。
ヒールには、クッション性の良い発泡ラバー(スポンジ系)を挟みました。
ソフトスパイク鋲は脱着可能ですので、市販のスパイク鋲(ミリタイプ)も装着可能です。
本修理は、ハンドメイドによるオーダーメイドゴルフシューズ製造歴40年超の靴職人が担当し、靴のバランスと元の印象、修理後の耐久性を考慮しソール交換修理いたしました。
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ゴルフシューズ(クラシックタイプ)やドレスシューズ (革靴・ビジネスシューズ・紳士靴)のオールソール交換(靴底張替え)修理は当店にお任せください!熟練した職人が丁寧に修理いたします。
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エコー(ecco)のゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替え修繕リペア)を承りました。ご依頼ありがとうございます。
元の底材はレザーソール(革底)でしたので、同じくレザーソールで修理いたしました。元のヒールはラバーでしたが、ソールに合わせて革積み上げの総革仕様のヒールへ変更しました。レザーソールとトップリフトは、ゴルフ底専用のオイル鞣しレザーを使用。通常のレザーソールと比べ柔軟性と耐水性に優れています。
今回は、お客様のご指定でスパイク鋲の装着なしで承りました。市販のミリサイズのスパイクを装着することができます。
元のソールはウェルト一体式かつ製法もセメント式(圧着式)でしたが、同製法での修理は難しいため、修理後の耐久性も考慮したうえでブラックラピド式にて修理いたしました。
元のソールをすべて取り外し、新たなウェルト(細革)を巻き直したうえでミッドソールをマッケイ式にてダブルステッチ(二重)で縫い付けて、アウトソールを出し縫いで縫い付けました。
ウェルトの出し縫い部分。
元のソールは、アッパー(甲革)を包み込むような構造をしておりましたので、甲革のソール剥がし跡をカバーするため、L型の立ち上がりのあるストームウェルトを使用しました。
また、ソール交換に併せて靴磨きサービスをオプションで承りました。
専用クリーナーで汚れを落とした後に、乳化性デリケートクリームで靴全体を保湿したう後、仕上げに乳化性色クリーム(ホワイト)で補色しました。
今回の修理は、ハンドメイドによるオーダーメイドゴルフシューズ製造歴40年超の靴職人が担当し、元のバランスと元の印象と耐久性を考慮しながらソール交換修理いたしました。
★靴修理(ソール交換)を全国宅配便にて承ります★
ゴルフシューズ(クラシックタイプ)やドレスシューズ (革靴・ビジネスシューズ・紳士靴)のオールソール交換(靴底張替え)修理は当店にお任せください!熟練した職人が丁寧に修理いたします。
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エコー(ecco)のゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替え修繕リペア)を承りました。ご依頼ありがとうございます。
元の底材はレザーソール(革底)でしたので、同じくレザーソールで修理いたしました。元のヒールはラバーでしたが、ソールに合わせて革積み上げの総革仕様のヒールへ変更しました。
元のソールはウェルト一体式かつ製法もセメント式(圧着式)でしたが、耐久性を考慮しブラックラピド式にて修理いたしました。
元のソールをすべて取り外し、新たなウェルト(細革)を巻き直したうえでミッドソールをマッケイ式にてダブルステッチ(二重)で縫い付けて、アウトソールを出し縫いで縫い付けました。
今回の修理は、ハンドメイドによるオーダーメイドゴルフシューズ製造歴40年超の靴職人が担当し、元のバランスと修理後の耐久性を考慮しソール交換修理いたしました。
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ゴルフシューズ(クラシックタイプ)やドレスシューズ (革靴・ビジネスシューズ・紳士靴)のオールソール交換(靴底張替え)修理は当店にお任せください!熟練した職人が丁寧に修理いたします。
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リーガル(REGAL)のタッセルローファードレスシューズ(ビジネスシューズ・革靴・紳士靴)のオールソール交換修理(靴底張り替え修繕リペア)を承りました。ご依頼ありがとうございます。
元のソールはリーガル純正ラバーソールでしたが、お客様のご指定でレザーソール(革底)へ変更し修理しました。製法はブラックラピド製法。
修理後のウェルト(コバ)部分。
この部分の縫いをほどいてソールを取り外し、新たに出し縫いをかけ新しいソールを縫い付けます。コバ周りは専用塗料で着色し直し磨き上げます。
【ポイント!】
当店の修理は、このコバとソール周りの仕上げには定評があり、長く履き続けても色あせや剥げることもなく色とツヤが保てるそうです。しっかり着色した後、最後に専用ワックスで磨き上げているためだと思います。
今回の修理は、靴修理歴30年超の職人が担当し、元の印象の維持を考慮しながら、ソール交換修理を行いました。
★靴修理(ソール交換)を全国宅配便にて承ります★
ドレスシューズ (革靴・ビジネスシューズ・紳士靴)のオールソール交換(靴底張替え)修理は当店にお任せください!熟練した職人が丁寧に修理いたします。
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「グッドイヤーウェルト製法とマッケイ製法の見分け方」ページ内に、「ブラックラピッド製法」を追加いたしました。→ブラックラピッド製法の見分け方
ブラックラピッド製法は、中間底(ミッドソール)とアッパーをマッケイ縫いで縫い付けて、アウトソールを出し縫いで縫い付ける製法で、マッケイ製法とグッドイヤーウェルト製法の特徴を併せ持つことで、「マッケイウェルト」「マッケイグッド」などと呼ばれることもあります。
ブラックラピッド製法の靴は、見た目はグッドイヤーウェルト製法とほぼ同じなのに、中底にマッケイ製法同様マッケイ縫いのステッチが見られることが特徴です。
ecco(エコー)ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替え修繕リペア)を致しました。ご依頼ありがとうございます。
元のソールはマッケイ式のような縫い目のあるレザーソールでしたが、製法はセメント(接着)式でした。セメント式のゴルフシューズを修理する場合は、縫い付けのマッケイ式またはブラックラピッド式での修理になりますが、今回はお客様のご指示でブラックラピッド製法で修理いたしました。
ブラックラピッド製法は、マッケイ製法に比べるとソールは重厚になりますが、マッケイ縫いと出し縫いを行うことで、丈夫かつグッドイヤーウェルト製法のようながっちりした印象の靴になります。
修理ソールは「レザーソール+ソフトスパイク鋲」。
ソールはゴルフ用のオイル仕上げのレザーソールを使用し、ミリサイズのソフトスパイク鋲を装着。
元のウェルトとステッチ(出し縫い)は装飾でしたので取り外した後、新しいウェルト(細革)を巻き直し、アウトソールを出し縫いしました。
ミッドソールの分、ソールは重厚になります。
ミッドソールは、靴内でダブル(2度)マッケイ縫いしてあります。
ヒール部分も含め、出し縫いを一周かけました。
元と同じ立ち上がりのあるストームウェルトを使用しましたが、元のソールが深かったため剥がし跡をすべてカバーすることはできませんでした。
今回の修理は、ハンドメイドによるゴルフシューズ製造歴40年超の靴職人が担当し、工程の全てをほぼ手作業で修理いたしました。
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日付:2019/12/13
質問内容:
マッケイ製法の靴をグッドイヤー製法でオールソールはできますか?
回答(修理担当):
申し訳ございませんが、マッケイ製法の靴をグッドイヤーウェルト製法へは製法上の都合で変更できません。
マッケイ式は、でき上がったアッパー(甲革)と、本底を、最後に直接縫い合わせている(マッケイ縫い)のに対し、 グッドイヤーウェルト製法は製造工程の途中で、アッパー(甲革)と中底とウェルトの3つを縫っている(すくい縫い)ためです。最後にウェルトに本底を縫い合わせ(出し縫い)します。
もし、マッケイ式の靴を、グッドイヤーウェルト製法のようにウェルトに本底を縫い合わせたい場合は、ブラックラピッド製法がおすすめです。
ブラックラピッド製法は、ミッドソールをマッケイ縫いし、最後にミッドソールに本底を縫い合わせ(出し縫い)しますので、マッケイより重厚かつ見た目もグッドイヤーウェルト製法同様に見えます。次回修理する際も、グッドイヤーウェルト製法同様、出し縫いでソール交換可能です。
写真を1枚添付いいたします。
写真は、過去にマッケイ製法の靴をブラックラピッド製法で修理した靴の写真です。
写真ではわかりづらいですが、華奢な印象だったマッケイ式の靴が、グッドイヤーウェルト式のような重厚感のある仕上がり(コバも張りだし、厚みのあるソール)になります。
→マッケイ製法からブラックラピド製法へ
イタリア製ドレスシューズ(ビジネスシューズ・革靴・紳士靴)のオールソール交換修理(靴底張り替え修繕リペア)を承りました。ご依頼ありがとうございます。
元のソールは、レザーソール(革底)+革積み上げヒール+全ゴムリフトでしたので、同じ仕様にて修理いたしました。
ただ今回はお客様より、元の靴の製法がマッケイ式で華奢な印象なので、グッドイヤーウェルト製法の靴のようながっちりした体裁にしたいとのご要望がありました。
マッケイ式からグッドイヤーウェルト式へは製法上変更することができないため、グッドイヤーウェルト式と同じようにウェルトに出し縫いをかけるブラックラピド式へ変更となりました。(→製法を変えての修理)
新たにウェルト(細革)を巻いて、ミッドソールをマッケイ縫いしたうえで、ウェルト-ミッドソール-アウトソールに出し縫いをかけます。
ウェルト(コバ)の張り出しもしっかりし、ソールの厚みもミッドソール分(数ミリ)増して、グッドイヤーウェルト式の靴のようながっちりした体裁へ様変わりです。
ちなみに、写真上の元のウェルトの縫い糸はダミーで、実際には縫われていません。修理後(写真下)のウェルトは、実際にソールを縫い付けた糸目で、縫った後にコテでギザ飾りをつけています。
ヒール周りも縫いのかかったウェルトがしっかり張り出し、がっちりした印象になりました。
★靴修理(ソール交換)を全国宅配便にて承ります★
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