エコー(ecco)カジュアル系レザースリッポンシューズのオールソール交換修理をご依頼頂きました。ありがとうございます。
元のソールは、 ecco純正のウレタン系軽量ラバーソールで、経年劣化(加水分解)を起こしボロボロと破損していく状態でした。
元に似たソールとして、今回はVibram(ビブラム)2688 ガムライト(ダークブラウン)で修理いたしました。
ビブラム2688は、スポンジ(発泡ゴム)系素材で大変軽く、クッション性に優れております。ただ元の素材(ウレタン系)と比べますと、やや減りやすい素材となりますが、その分厚みがあります。
ecco(エコー)の靴の場合、製法上バラしてみないと修理が可能か否かわかりません。修理を進めてみますと、元の製法はインジェクション式またはセメント(圧着)式のような製法で、アッパー(甲革)の形状に合わせた、ソール形状になっていて、ソールを剥がし平らなソールを取り付けると、アッパー(甲革)に元のソールの剥がし跡が大きく残ってしまうため、アッパー(甲革)に似た革を当てたうえで修理いたしました。
ミッドソール(スポンジラバー)をマッケイ縫いし、アウトソールを貼り合わせました。
修理方法の特性上、元より厚みのあるソールとなりました。
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