日付:2022/03/01
質問内容:
ソールが半分剥がれてしまったのですが、修理は可能でしょうか?
回答:
拝見いたしますと、元のソールの接着面が平らではなく、網目状になっています。
そのため、接着面がうまく確保できず、接着し直すことが難しい構造です。
特殊樹脂で空洞を埋めて平らにできたとしても、アッパーに合った接着面を確保 できないため、すぐに剥がれてしまう恐れがございます。
そのため、ソール剥がれの接着し直しでの修理は難しく、オールソール交換修理になってしまいます。
ソール交換の際は、元のウェルトを使用し、平らなラバーミッドソールをアッパー(靴本体)にマッケイ式で縫い付け、アウトソールを貼り合わせる修理内容となります。
縫い付けでの修理になるため、修理後に剥がれるといった心配もありません。
アウトソールとしては、ビブラム1100(添付写真)などが、元にやや近い形状ですし、靴のサイズに合わせやすいためおすすめいたします。
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