日付:2020/09/19
質問内容:
10年程度前に購入した、ECCOのゴルフシューズですが、3年前くらいに、 ソールに隙間ができて使っていませんでした。 鋲をつけたまま、保存していたことから、鋲も取れなくなっています。
ソールを張り替えたいと思っていますが、修理可能でしょうか?
回答(修理担当):
修理は可能です。
ただ、本ECCOのゴルフシューズの製法は、セメント式という接着方式で作られているのですが、
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という縫い付けの製法での修理になります。
ご参考:
ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法
ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより重量が重くなり、若干厚めになるかと思います。
以前、同様のシューズを修理した写真を添付致します。