靴修理Q&A:ecco(エコー)ゴルフシューズのソール剥がれを、修理(靴底補修・リペア・修繕)可能かどうか

日付:2022/05/30
靴:ecco(エコー) ゴルフシューズ

ecco(エコー)ゴルフシューズ レザーソール(革底)摩耗部分

質問内容:
ECCOのゴルフシューズですが、革の底が両足共に母子球のところで剥がれてしまいました。修理出来ますでしょうか?修理できるとしたら料金と期間を教えて下さい。

回答:
本ECCOのゴルフシューズの製法は、セメント式という接着式で作られています。
以前、当店でソール交換修理した同じタイプのECCOのゴルフシューズの写真を3枚添付いたします。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ 縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより若干厚めになり、重量も重くなります。
以下は、添付写真と同じ仕様のレザーソールでの場合と、添付写真4のラバー ソールの場合の御見積もりでございます。ラバーソールの方が軽量に仕上がりま すので、元と同じくらいの重さで仕上げたい場合は、ラバーソールをおすすめい たします。
なお、次回の修理される際は、グッドイヤーウェルト製法同様にウェルトの縫い をほどくことで可能になりますので、下記のブラックラピド製法代はかかりません。

【御見積】
1、ゴルフシューズ(ECCO) オールソール交換
レザーソール or ラバーソール
ブラックラピド式
送料

ecco(エコー)ゴルフシューズ オールソール交換修理例
ソール交換 修理前と修理後
ecco(エコー)ゴルフシューズ オールソール交換修理例 底面と側面
オール交換修理後の底面と側面
ecco(エコー)ゴルフシューズ オールソール交換修理例 ウェルト交換部分
ウェルト交換部分

投稿者:

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