靴修理Q&A:アディダス(adidas)ゴルフシューズの劣化したラバーソールをオールソール交換修理(靴底張替え修繕・貼替え補修)できるかどうか。

日付:2025/01/08
靴:アディダス(adidas)ゴルフシューズ
質問内容:
ラバーソール+ソフトスパイク(ミリ)へのソール交換
スパイク鋲なし
右足のみの「つま先補強」をお願いします。

備考:オリジナルでは土踏まず部分とかかと部分が別れたソールになっていますが、全面ソールにしていただけますでしょうか。

アディダス(adidas)ゴルフシューズのラバーソール摩耗部分

回答:
拝見いたしますと、元のソールは接着式にて装着されています。
申し訳ございませんが、修理後の耐久性を考慮し、同製法では修理できず、ブラックラピド式という縫い底方式へ変更しての修理になります。

ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法

ご参考:ブラックラピド製法
https://www.parashoe.co.jp/care/seihou.html#mckaywelt

また、恐れ入りますが、構造上、全面ソールでの修理は難しいです。
土踏まずの部分のストラップを取り外すか削り落とす必要があるのですが、そうしますと、ストラップの固定方法がなくなってしまうためです。
ご希望に添えず申し訳ございません。

以前、当店でブラックラピド式で修理した同型のゴルフシューズの写真を添付いたします。

アディダス(adidas)ゴルフシューズのラバーソールをブラックラピド製法でオールソール交換修理したアッパー
アディダス(adidas)ゴルフシューズのラバーソールをブラックラピド製法でオールソール交換修理した底面
アディダス(adidas)ゴルフシューズのラバーソールをブラックラピド製法でオールソール交換修理した底面の側面

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ 縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッド ソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。

なお、次回ソール交換修理される際は、ウェルトの縫い(出し縫い)を縫い直す ことで可能になりますので、下記のブラックラピド製法代はかかりません。

以下は、以上内容での御見積もりでございます。

【御見積(修理内容)】
ラバーソール(黒)+ソフトスパイク(ミリ)
ブラックラピド式
つま先補強(下写真)片足(右足)
スパイク鋲なし

ゴルフシューズのつま先ゴム補強(ビブラムラバー)

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靴のパラダイス

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