靴修理Q&A:FJ(フットジョイ)のアイコン(ICON)ゴルフシューズの加水分解(経年劣化)してボロボロになったスパイクラバーソールをオールソール交換修理(靴底張り替え修善・リペア補修)できるか否か。

日付:2023/09/18
質問内容:
FJ(フットジョイ)のアイコン(ICON)、ソールの樹脂パーツが加水分解で亀裂が入りボロボロになりました。
概算修理費用と修理日数が分かれば教えて頂けませんか。


回答:
フットジョイ アイコンの製法は、セメント式という接着式で作られています。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。

ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し、ミッドソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付けます。
そのため、元のソールより、若干厚めになり、重量も重くなります。
以前、当店で以上内容で修理したフットジョイ(アイコン)のゴルフシューズの 写真を添付いたします。

フットジョイ(FootJoy)アイコン(ICON)セメント式のゴルフシューズをブラックラピド式でオールソール交換修理事例
(ICONゴルフシューズを、ブラックラピド式でオールソール交換修理した例)

以下は御見積もりですが、次回修理の際は、ウェルトの縫いをほどくことで可能 になりますので、下記のブラックラピド製法代はかかりません。

ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。ご参考までに、数年前に以上内容で修理したお客様で、100ラウンド以上使用しても何も問題なかった(まだまだ使える)というお声をいただいたことがありますので、修理後の耐久性はあると思います。ですので、修理してお履きいただく価値はあると思います。

【御見積】
ゴルフ底ラバーソール&ソフトスパイク鋲
ブラックラピド式(※次回はかかりません)
ただ、トールシューズと違って、見た目のヒールが高くなってしまいます。


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投稿者:

靴のパラダイス

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