日付:2023/04/18
靴:ecco(エコー)ゴルフシューズ
質問内容:ecco銀座店より紹介されました。
総革製のクラシックタイプのゴルフシューズの底がめくれてしまいました。まだ、3Rしか履いてない新品物です。
又、他に同じ靴を3足ほど所有していますが少し古くなりリフレッシュ加工や紐の交換など可能でしょうか。その折、修理必要個所があればリペアもお願いしたと思っております。
回答:
底がめくれてしまったシューズは、オールソール交換になるかと思います。
その他3足の靴は、どのあたりが痛んでいるのでしょうか?
ソールの場合は、同様にソール交換になってしまうと思います。
(その他の箇所の場合はお申し付けください。なお、実際に拝見したうえでご案内させていただくことも可能ですので、ソール交換の1足と一緒にお送り頂いても構いません。)
eccoのゴルフシューズは、セメント製法という接着方式でソールが装着されている場合が多いです。
修理の際は、耐久性を考慮し元のような接着式での修理は行っておらず、ブラックラピド製法という、縫い付けの製法での修理になります。
ブラックラピド製法での修理(ゴルフシューズ)
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ゴルフ底ブラックラピッド製法
以前、当店でブラックラピド式で修理したeccoゴルフシューズの写真添付いたし ます。(添付写真1)
ブラックラピド製法は、ミッドソール(中間底)を靴本体に縫い付け(マッケイ縫い)し、アウトソールをウェルトに縫い付け(出し縫い)する伝統的な製法 で、ゴルフシューズでは一般的な製法のひとつです。
修理方法といたしましては、新しいウェルトを設置し(添付写真2)、ミッド ソールを靴本体に 頑丈にダブルで縫い付け、アウトソールをウェルトに縫い付 けます。
そのため、元のソールより若干厚めになり、重量も少し重くなります。
写真1はレザーソールですが、通常当店ではできるだけ軽量に仕上がるラバーソール(添付写真3)をおすすめしております。
なお、次回ソール交換修理される際は、ウェルトの縫い(出し縫い)を縫い直す ことで可能になりますので、ブラックラピド製法代はかかりま せん。
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