靴修理Q&A:クラークス(Clarks)レザーシューズの剥がれたラバーソールをオールソール交換修理(靴底張り替え修善・リペア補修)できるか否か。

日付:2022/10/05
質問内容:
Clarksの革靴でアメリカで10年ほど前に購入 年に数回しか履いていません 左足の底が完全に剥がれたので接着しましたがうまくつけられませんでした。右足も靴底がひび割れでいたんであり剥がれかかっています 両足とも靴底の張り替えとスポンジ材?の交換が必要かと思います見積もりお願いします

クラークス(Clarks)革靴のソール破損部分

回答:
拝見いたしますと、元の靴は、インジェクションモールド式という、出来上がったアッパーにゴムを流し込んでソールを形成・圧着する製法で作られているように見えます。
修理は、ソールを全て取り外し、ウェルトを設置して、ミッドソールを縫い付 け、アウトソールを貼り付けるような修理内容となります。
(ただ、実際にお預かりして修理が不可能と判断させていただくこともございま す。その場合、着払いでご返送させていただくか、当方で破棄させていただくか たちとなります。修理を進めてみて不可能だった場合の工賃はかかりません。)

アウトソールは、元がウレタン素材で柔らかそうなため、作業性も含め添付写真1のようなスポンジソールをおすすめいたします。
スポンジは、ウレタンと同様に軽量で柔らかいのですが、ウレタンと比べ減りやすい特徴があります。

添付写真2は、インジェクションモールド式の靴の修理例です。
同製法の靴は、元のソール形状がアッパーを包み込むように接着されていることが多いため、アッパーにソール剥がした跡が露出してしまうので、写真のような立ち上がりのあるウェルトを設置し覆うのですが、ウェルトだけでは覆うことができない場合は、添付写真3のように革またはラバーをアッパーに当てて覆うかたちになります。
以下は、以上内容でのお見積もりでございます。

【御見積】
ビブラムスポンジソール
ウェルト設置
(+革やラバーで覆う必要があった場合
送料

ビブラム(Vibram)2021スポンジソールでのオールソール交換修理例
インジェクションモールド式の革靴のオールソール交換修理例
インジェクションモールド式の革靴のオールソール交換修理例-アッパーのラバー巻き部分

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投稿者:

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