日付:2022/09/16
質問内容:
フェラガモの紳士用の革靴の底が薄いので、底の全体の厚みを1から1.5センチくらい足してほしいのですが、可能でしょうか?見積りをお願いします。
この靴の履き心地が良いので、こんな感じへの修理はできますでしょうか?
回答:
ラバーソールの靴のソールは、
中間層はウレタン、接地部のアウトソールは合成ゴムのように見えます。
ウレタンは修理材料にはないので、似た素材はスポンジとなります。
ウレタンとスポンジは軽量で柔らかい特徴があります。
修理をご希望のレザーソールのローファーは、ソールが直接縫われた製法になっています。
修理も同じ製法で行うのですが、縫い付けるミッドソールに、スポンジやEVAは柔らかいため適しておらず、合成ゴムを使用します。
履き心地を良くされたい場合は、アウトソールは添付写真1,2のようなスポンジソールをおすすめいたします。
軽量かつクッション性に富み、履き心地が良いです。
ただ、合成ゴムに比べ、減りやすいといった特性があります。
修理後のソール厚みは、
添付写真1(10ミリ)+縫い付け用の合成ゴムミッドソール(3ミリ)=13ミリ
添付写真2(11ミリ)+縫い付け用の合成ゴムミッドソール(3ミリ)=14ミリ
に仕上がります。
修理料金は、
ビブラムワイドライン(添付写真1)
又は
ビブラム8303(添付写真2)
+送料
となります。
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