靴修理Q&A:リーガル(REGAL)ウィングタッセルシューズの冬底ラバーソールをオールソール交換修理(靴底貼り替え修繕・補修・リペア)、甲革の切れ直しできるか否か

日付:2022/02/02
質問内容:冬靴のオールソール交換時の修理の可否について。
リーガルのウイングタッセルですが、冬靴のオールソール交換(2足)をお願いする際に、甲横の破れ(両足左右共に〜計4箇所)の補修(補強)は可能でしょうか。縫い付ける、革を貼る(内外どちらでも構いません)等可能であれば併せてお願いしたいと考えています。多少無骨な感じになったとしても丈夫になればと考えています。なお、写真四枚を添付します。

リーガル(REGAL)ウィングタッセルの冬用(雪用)コロバンショソール摩耗部分と甲切れ部分

回答:
職人に確認にいたしましたところ、甲の切れの部分は、補修可能だろうとのことですが、場所的に正直難しい箇所であるようです。
できるとしたら、切れが進行しないように、裏から革を当てて(表からは革を当てることはできないそうです)、裂けた部分を少しつまんでジグザグに縫い付け る内容になるだろうとのことでした。
どうしても見た目は、綺麗に仕上がらないとのことです。
また、デザイン的に甲に当たる部分ですし、裏に革を当て縫い付けるため、足に 当たって違和感がでてしまうとか、痛くなってしまう恐れもあります。
恐れ入りますが、以上をご了承いただいたうえで、ご依頼いただけますよう、お 願い申し上げます。

アウトソールにつきましては、雪でも滑りにくいソールとしては、
冬用のビブラムS1219(添付写真1)、
冬用ではございませんが、ビブラム1136(添付写真2)、
登山靴用によく使われる、ビブラム100ファイヤーアンドアース(添付写真3)
などがおすすめできます。
ビブラム100ファイヤーアンドアースは、-20度から+250度まで変形しない特殊ラ バーで、熱(暑さ)と寒さに耐えられるように造られたソールです。
冬用のビブラムS1219は合成ゴムでありながら、雪が溶けた濡れた路面や凍った路面でもグ リップ力が得られる特殊素材です。デザイン的にもドレスシューズとの相性が良いかもしれません。

ビブラム(Vibram)S1219、1136、100ファイヤーアンドアース

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投稿者:

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