日付:2022/02/01
質問内容:
リーガルのゴアテックスのブーツです。 ソールの側面から水がしみてくるようになったのですが、ソールを交換すると直りますか?
回答:
写真を拝見いたしますと、元の製法は
ステッチダウン式に見えます。
ステッチダウン式は、アッパーを外側へ釣り込んで、
その端をコバにして、そこにソールを縫い付ける製法です。
ご参考:ステッチダウン製法
https://www.parashoe.co.jp/care/seihou.html#stitch-down
ソール側面から水が浸みてくる原因は、アッパーとソールに隙間が生じたことだ と予測できますが、そうではない(ゴアテックスの部分的な摩耗など)可能性もあり、ソール交換しても直らない場合も考えられます。
ソール交換時は、同製法(ステッチダウン式)で修理となりますが、その際は アッパーとソールをしっかり接着し直しますので、隙間はなくなると思います。
ただ、お履きになるうちに、また隙間が生じる可能性もあります。
交換するソールの一例としては、
合成ゴムのビブラム1136(添付写真1)、スポンジのビブラム8303(添付写真2) などが元に近いかと思われます。
合成ゴムは耐摩耗性に優れ、スポンジは合成ゴムに比べ軽量かつ柔らかな素材で すが、やや減りやすいのが特徴です。
その他のソールでも可能ですので、ご希望があればご指示いただけます。
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