2004年にシューフィル社より発行された、国内初であり今でも国内唯一の靴用語事典「百靴事典(ひゃっかじてん)」が、全日本革靴工業協同組合連合会より今年(2022年3月15日)日本の靴産業誕生150年を記念して再発刊されました。
(執筆:大谷知子/製作:シューフィルC&Cネットワーク)
前作は1800用語だったところ、今作は約2000用語に増加となりました。
イラストや写真とあわせて見やすいレイアウトになっています。
残念ながら、現在のところ非売品となっていまいますが、前作は以下アマゾンで電子書籍版または中古でお求めいただけます。
▼電子書籍版 ▼書籍版(中古)
今回の再発刊にあたり、当店ホームページの靴用語集から、以下2点ほど写真の提供をさせていただきました。
「甲木(こうぎ)」の写真。
写真は、「甲木切り靴型(こうぎきりくつがた)」と呼ばれる、甲の部分が外れる昔ながらの木型で、靴職人だった私の祖父が使っていたものです。(→甲切り型)
(関連記事:昔の木型-天然木製の「甲木切り型(甲切り型)」)
「半カラス(はんからす)」の写真。
半カラス仕上げとも呼ばれ、レザーソールを地面に触れない土踏まず部分のみ着色してエレガントに仕上げる技法です。(→半カラス仕上げ)
巻末の【画像提供・協力/取材協力】欄に、弊社(パラシューネット)の社名を載せていただきました。