日付:2021/05/19
質問内容:
15年ぐらい前に購入したREGALシューズ(22/R)があります。
たまに履くのですが、さすがに古く、
左靴の内側先端の表皮がソールと剥がれてきており
雨の日は水漏れも激しく履くのに難儀いたします。
ただ愛着もあり捨てるには忍びなく補修できるのであれば
そのまま使用したく考えております。
写真を送りますので対応可能か教えていただけますでしょうか。
回答:
写真を5枚添付いたします。
浸水原因として考えられるのが、ウェルトとアッパーの隙間(添付写真1の①の部 分)または、甲革のひび割れ(添付写真1の②の部分)かと思います。
ウェルトとアッパーの隙間が原因の場合は、オールソール交換で改善する可能性 があります。ウェルトを接着し直すためです。
(もしウェルトが破損していた場合は、ウェルト交換になります。ただ、交換になった場合は類似となってしまうため、体裁と構造の維持を考慮しできるだけ元 のウェルトを使用します。)
アッパーのひび割れから浸水する場合は、ソール交換では改善しません。
また、元のソールはおそらくベージュ色のラバーソールかと思われます。同じようなラバーソールはご用意できないため、ドレスシューズとの相性の良いビブラム2055(添付写真2)をおすすめいたします。(その他ご希望があればご指示いただけます。)アッパーが茶色なので、ソール色はダークブラウンがよろしいかと思います。 ヒールは革を積み上げてブラウン(またはダークブラウン)に仕上げれば、アッパーに合った風合いがでると思います。
なお、かかとの履き口が切れています(添付写真3)ので、できれば修理をおすすめいたします。
靴を拝見してみないとわからないのですが、革の切れ具合や、パイピング修理 (添付写真4)になるか、裏から革を当てる補修(添付写真5)になるかによって料金が異 なってきます。
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