日付:2021/03/30
質問内容:
靴(ゴルフシューズ)の修理の代金を教えてください
左右両方ともです。
修理代がどのくらいかかるか教えてください。
回答:
拝見いたしますと、靴の製法はセメント式という接着方式でソールが装着されて おり、踵部分はソールが剥がれた状態に見えます。
修理の際は、耐久性を考慮し接着式での修理は行っておらず、マッケイ式やブラックラピド式という、伝統的な縫い付けの製法での修理になります。
また元のソールはウェルト一体式のため、ソール交換時に新たなウェルトを設置する必要がございます。
ウェルト設置について
https://www.parashoe.co.jp/repair/#ウェルト交換、取り付け
マッケイ式で修理可能だった場合はラバーソール(ゴルフソール)+ソフトスパイク+ウェルト代となります。
構造上マッケイ式では修理できずブラックラピド式で修理となった場合は、ラバーソール(ゴルフソール)+ソフトスパイク+ブラックラピド製法代となります。
(ブラックラピド式では縫いの作業が3回必要なのと中底などの材料代がかかるためです。)
ただ、次回修理される場合は、出し縫いを縫い直すだけでソール交換可能ですので、ブラックラピド製法代はかかりません。
ちなみに、添付写真は接着式をブラックラピド式で修理した ゴルフシューズの写真です。(ご参考:ゴルフシューズのブラックラピド製法での修理)
マッケイ式は、アウトソールを靴本体に縫い付けるシンプルな製法で、屈曲性も 良く軽量に仕上がります。
ブラックラピド製法は、ミッドソールをマッケイ縫いし、アウトソールを出し縫 いする方法のため、元のソールよりやや厚めになり、重量も重くなってしまいま す。ただ耐久性は大変優れています。
●修理のご依頼はこちら
●お問い合わせフォーム
●LINEで問い合わせ
(友だち追加してメッセージください。)