エコー(ecco)ゴルフシューズのオールソール交換修理(靴底張替え修繕リペア)を致しました。ご依頼ありがとうございます。
元の底材はレザーソール(革底)でしたので、レザーソール(革底)+ソフトスパイク鋲(ミリサイズ)にてソール交換修理いたしました。
元の製法は、セメント(接着)式でしたが、同製法での修理は難しいため、縫い底で耐久性のあるブラックラピド式製法にて修理いたしました。(ブラックラピド式での修理)
ブラックラピド製法は、ミッドソールをマッケイ縫いで靴本体に縫い付け(上写真の矢印部分)、アウトソールを出し縫いでウェルトとミッドソールへ縫い付ける方式で、ゴルフシューズでは伝統的かつ一般的な製法のひとつです。
元のソールをすべて取り外した後、新たな革ウェルトを巻いたうえで(ウェルトの設置)、ミッドソールをダブル(二重)でマッケイ式で縫い付け、アウトソールを出し縫いでウェルトとミッドソールへ縫い付けました。
縫い付けた後は、ウェルトにコテを一針ずつ手作業で押してギザ飾りを装飾し、エレガント仕上げました。
ゴルフシューズ用のレザーソール(革底)は、一般紳士靴用のレザーソールと違い、油分を多く含んだ少しぬめりのあるオイル鞣し革で、耐水性と柔軟性に優れたレザー素材です。ヒールは、革(レザー)を積み上げ、トップリフトにもゴルフ用レザーのリフトを使用。ヒール・ソール周りは元と同じようにダークブラウンに仕上げました。
ソフトスパイクは脱着可能ですので、市販のスパイク鋲(ミリサイズ)が装着できます。
本修理は、ハンドメイドによるオーダーメイドゴルフシューズ製造歴40年超の靴職人が担当し、靴のバランスと元の印象、修理後の耐久性を考慮しソール交換修理いたしました。
★靴修理(ソール交換)を、ネット(全国宅配便)で承ります★
革靴・ビジネスシューズといったメンズドレスシューズ(紳士靴)やブーツなどのカジュアルシューズ、レディースシューズ(婦人靴)のオールソール交換(靴底張替え)修理は当店にお任せください!熟練した職人が丁寧に修理いたします。
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