靴修理Q&A:3年履いたトリッカーズ(Tricker’s)とジャスティン(Justin)のブーツの、オールソール交換修理(靴底張り替え・補修)のタイミング(減り具合)について

日付:2019/10/21
質問内容:
ブーツを履き始めて3年になります。
どのくらいでリペアしたらいいかわからないのですが、 一度画像で見ていただけないでしょうか?
トリッカーズジャスティンがあり、ジャスティンのほうが痛みがひどいです。

回答(修理担当):
写真を3枚添付致します。
修理時期の目安と致しましては、トリッカーズもジャスティンも共通で、 以下の通りです。

レザーソールの交換修理時期の目安・ソール中央

写真1:ソールは中央部分(写真のAの部分)を手で押してベコベコするようでしたら、レザーソールが薄くなっていますので、ご交換された方が良いかと思います。

レザーソールの交換修理時期の目安・ウェルト部

写真2:トリッカーズやジャスティンのブーツは、グッドイヤーウェルト式という製法で作られていることが多く、通常の修理では製法上ウェルトを交換することができません。 ウェルトの部分までソールの減りが達する前に、ソール交換された方がよいです。 (参考:グッドイヤーウェルト製法

レザーソールの交換修理時期の目安・ヒール部分

写真3:ヒール部分のみ修理される場合の修理時期は、地面から1.5cm位減ると歩行に悪い影響を及ぼすと言われています。 また、写真のゴム部分までの交換でしたら、トップリフト交換のみ交換なので安く済む場合が多いです。なお、ソール交換の場合はヒールは新しいものへ交換になります。


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